毒婦

毒婦の日記

A.RA.SHIに失笑、楽しい木曜の午後

金曜の朝は私の住む地域ではゴミの収集があるので、木曜の午後に家中を片付けてゴミを集めるのが私の日課だ。

 

できれば部屋の掃除なんかしたくないけれど、掃除を日常的に雇うほどお金持ちでもないし、ならば自分でしなければ誰もしてくれず、私はいくら汚部屋に暮らしてもいいが、部屋に埃が溜まるとうちの犬と猫によくないので、掃除は頻繁にするようにしている。

 

たいていはマリファナをモクモク吸って(私の住む地域では合法なのです)、イヤホンで音楽を聴き大声で歌いながら掃除をするのです。

酔っ払いながら部屋を掃除したり、ワイングラスを片手に料理をする事、ありません?

私には慢性偏頭痛があり、お酒は少しの量で3日苦しむことになりますので、なかなかの覚悟では飲めません。

と言うことで、代わりにマリファナです。

 

今日は初めて聞く公開プレイリストの中の一曲だった、嵐のA・RA・SHIに心和んだお話です。

 

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私はジャニーズオタクとは程遠く、スマップのフルネームならなんとか言える。

嵐は5人?フルネーム絞り出せるかも。

V6になると名前はちょっと出てこないかもしれません。KAT-TUNとか、NEWSとか、もう無理です。まぁ、世代的にはその辺りです。最近は10年海外にいるため、渡米前にテレビにで始めた頃だったのはスノーマン?だったでしょうか。

その位で私のジャニーズへ知識は終わっています。

 

そんな私が今日、この曲に心をマッサージされたような気持ちになりましたよ。

 

みなさん、できれば一度深呼吸したあと、出来ればイヤホンで、目を閉じながら、リラックスした状態でこの曲を聞いてみてください。

(けっして電車内など、人前でやらないようにしてください。)

 

・・・・我慢できますか?

 

「だっせぇ。こんなにダサかったっけ?」

 

私は思わずそのダサさに失笑してしまったのです。

一人でいる時に吹き出すなんて、よほど面白かったのですね。

 

私の言うダサいに、悪意は全くないのです。

でも、ダサいとしか言いようがない懐かしさがあるのです。

流行り言葉のエモい、では形容しきれない気持ちなんです。

 

その証拠に、私はハイなのもあってノリノリで腰をふりながら歌を口づさんでいます。

この歌詞がまたダサくてダサくて、

なんでこんなのが流行ったんだろう、でもちゃんと歌詞まで覚えてるわ。

と感心します。

 

私の世代の誰もが同じような気持ちになるのではないかと、思いました。

 

本当に心がマッサージされるような、朗らかな気持ちになりますから、

イライラした時なんかにぜひ、思い出して聞いてみてください。

できればイヤホンで、目を閉じて、リラックスしながらです。

 

本当に、「ぷっ」とする程ダサいのに、次の瞬間には楽しくなって歌っていますから。

櫻井くんのソロパートあたりでそろそろ正気に戻って、自分をジャッジしたりしますが、気にしないで続けてください。

 

家で一人歌いながら掃除をする、誰に何を言われる筋合いもないことです。

終わったらきっと、かなりリラックスしますから。

愛犬の死を恐れる理由

私にはペットがいる。

猫が三匹と、犬が二匹。私が持つ愛情のすべては彼らへのものだ。

これを愛だと定義するから、私は夫を少しも愛していない気がする。

子を持たない私にとって彼らは私の赤ちゃんなのだ。

なんで私のお腹から出てこなかったの、と恨めしく思うほどだ。

 

この子達と縁あって家族になってから、私は悪夢を見る事が多くなった。

その内容は彼らの死に関することばかり。

私は彼らが死ぬのが怖くてたまらないのだ。

 

いつか死んでしまうことは分かっていても、まだ若い彼らの死を毎日想像して向き合おうとするのは、自分の少しおかしいところだと認識していた。

怖がりすぎたと。

なんとなく、思考と心がフィットしていない感じがしていた。

 

今日、ふと分かったのだ。

私は彼らが死んだ後、彼らの事を忘れてしまう自分が怖いのだと。

私が彼らを忘れてしまう事は、私の中の彼らへの愛情を否定することになるから。

 

だとしたら、私の愛情とはなんて独りよがりで大人気ない物なのだろうかと、自分に吐き気がした。

某頂き女子を見て。

先週SNSはこのニュースで持ちきりだった。

所謂パパ活をして、その方法のHow to 本をネットで売って、詐欺で捕まった?

普段ニュースも見ず、彼女に関する記事に目を通したこともない、SNSでニュースをチラ見する程度の私のこのニュースへの知識はこれくらいだ。実際に何をしたのかイマイチわからないけど、パパ活関連で捕まった人。

 

被害者の男性がウン千万彼女に注ぎ込んで、それが詐欺だと。

被害者にたいする同情はあまり見ないけれど、このウン千万でりりちゃんを買った被害者の事を読んでいて私は我が夫のことを思ったのだ。

 

この被害者男性に同情が集まらないのは、これは側から見ても所謂典型的なパパ活案件で、被害者男性がその関係を否定し「恋人関係にあった」と関係を定義していても、それが一般的な見方とは異なるからだ。

でも我が夫と私は同い年の恋愛結婚。恋人関係を経て夫婦になり約10年。家族同士で何度も会っており、彼の職場の人間も私を彼の妻と認識する。

夫婦である。

だけど私はこのりりちゃんより、もっと酷い手口でこの夫から時間と金を騙し取っているのではないかと気が付いた。

 

この場合、りりちゃんのケースとは違い、我が夫に同情が集まるのだ。

そして私は毒婦。

 

私は夫が生理的に受け付けない。

恋愛期間数年を経て結婚し、数年はよかった。が、夫婦が子供をつくらないした時から、私は夫に触れる必要性を全く感じなくなった。

家族としてよいパートナーだと思うけど、ベタベタ触れ合いたいとは微塵にも思わない。夫はというととにかくベタベタするのが好きで、私はこれが気持ち悪くて仕方ない。

でもそんな事を言うわけにもいかないから、のらりくらりと交わし、これが生きる最大のストレスだ。

 

この本音を夫は知らず、専業主婦の私を養い、私の願いを聞き、私の機嫌をとり、僅かな望みに賭けて毎日働いているのだ。

彼にとってラッキーな事があったとしても、妻の本音は彼の望むものとは全く違い、妻は妻を役割だとした考えておらず、ラッキーの最中妻は心の中で風俗嬢のように「さっさと挿れろよ、触んな気持ち割ぃ」と毒付いているのです。

 

もちろん、彼はそんな事を一生知らないまま過ごすのでしょう。

そう思うと、私が彼から摂取するのは生涯を通して数千万では済みません。

 

私は彼から性欲がなくなれば、むしろ私からラッキーな行いをしてあげたいとさえ思います。それ程性欲に関して嫌気がさしているだけで、彼のことは大好きで、大切な家族だと思います。

 

だから、彼にこの気持ちを打ち明けるつもりはないし、別れるつもりもありません。

それは私の自己中心的な意図、考えからで、もし私が彼を母のように愛するなら、今すぐに離婚して彼の前から消えるべきでしょう。

 

だけど私は彼の母親ではないから、摂取し続ける。

悪人にもなれないから、こうして彼に申し訳ないなぁと今日も少し自分の性格の悪さに落ち込む。